2023/07/07
丹波から世界へ。
皆様に支えられて、株式会社PEJITは創業して一年を迎えることができました。
何の実績も持たない弊社に仕事を与えてくださった法人様、個人様。
本当にありがとうございました。
一年を迎えたということで、私がこの会社を創業した経緯、想い。そして「ビジョン」を書こうと思います。
丹波市から世界へ
私は「丹波市」が大好きです。
なぜなら家族、友人、地域の方々に恵まれてきたからです。
『たくさんの素敵な人と巡り逢わせてくれた「丹波市」へ起業して恩返しがしたい。』
そんな想いで昨年の7月7日、24歳の時に起業しました。
では、どのように丹波市への恩返しを考えているのか?
と言いますと、
「丹波市を世界中の誰もが人生で一度は訪れたことのある場所」にする。
これが自分なりの恩返しと定義しております。
では、「世界中の誰もが人生で一度は訪れたことのある場所」にするためにはどうすればいいか?
それはとても簡単なことで、
「誰もが丹波市に友達がいる」
この状況を作ることで実現すると思っています。
「友達に会いにいく」
これだけで十分に丹波市へ訪れる理由になると思います。
では次に、丹波市の人と友達になるきっかけをどのように創出するか?
それは「メタバース」で創出できると考えます。
メタバースとは「インターネット上に構築された仮想空間」のことで
現実世界と同じような空間を再現できるというものです。
「メタバース丹波市」を作って、
まずは仮想空間の丹波市にきてもらって丹波市の方とコミュニケーションを取ってもらう。
これが第一歩だと考えています。
これを実現するために「魅力的なメタバース丹波市の制作」と丹波市民の皆様にこの仮想空間を受け入れていただき、
「丹波市民のエンゲージメントを高める施策」を考え、実行することに日々奮闘しています。
詳細を書き出すとキリがないので、実際にお会いしてメタバースの話はさせていただきたいと思っております。
ここまで青年実業家っぽいことを書いてきましたが、
実績も実力も伴っていない若者の戯言にしか聞こえないと思います。
ですが、私のような若者が「丹波市を世界中の誰もが人生で一度は訪れたことのある場所」にするという
起業家としての大それた恩返しを実現するために「今」挑戦することは丹波市にとって、
そしてこの世の中にとっても大切なことだと考えています。
私はTED Talkでデレク・シヴァーズの「社会運動はどうやって起こすか」という動画が好きで、
この動画の中に私が起業家として「今」挑戦するべき重要なポイントが二つあります。
一つは、「一人で踊る勇気があるか」
社会運動を始める一番初めの人は「勇気を持って嘲笑されなければならない」という条件を満たしているところです。
私はもともと29歳の時に起業しようと考えていました。
理由は「起業して失敗したくないから実績と実力、多くの経験を積んでから起業したい」
つまり「笑われたくなかった」。失敗を強く恐れているということからでした。
でも今ならどれだけ笑われてもいい。なぜなら実力も実績も経験もないから、
今自分にできることを全力で取り組むのみという吹っ切れたマインドがあったからです。
そして「丹波市に恩返ししたい」この想いだけは誰にも負けないという自負もあるからです。
そして、もう一つのポイントが最も重要で「二人目のフォロワーがすでにいた」ということです。
二人目のフォロワーとはリーダーについていく勇気があり、他の人たちにもその方法を示してくれる人物です。
この二人目というのは幼稚園からの幼馴染です。
この人物がいてくれたからこそ挑戦できましたし、
今の自分があると言っても過言ではありません。
「一人で踊る勇気」と「二人目のフォロワー」。
この条件が揃っているのであれば挑戦する。
「実行に移すこと」が大きな意味を持っていると思います。
社員のみんな、お仕事をくださる皆様、協力してくれる友人、同期の起業家たちと共に、
私の勝手なエゴである「丹波市への恩返し」という目標に向かって毎日ああでもない、こうでもないと
朝から晩まで仕事に勤しみ、フットサルスクールやラジオで「伏線を張る日々」はとても充実しております。
全ての伏線が回収され、「丹波市への恩返し」ができる日までこれからも精進します。
愛と平和を歌っても相変わらずな世界で
変わらず愛と平和を歌う人がいます。
私もその一人として、
世界にとって都合のいいBGMにはなりません。
株式会社PEJIT 代表 山口真平